静岡のお彼岸

お彼岸には、お仏壇のお手入れ(掃除)をしたり、お寺参り、お墓参りをします。
お仏壇に、ぼたもち(おはぎ)をお供えすることも一般的に行われます。『入りすり焼き餅、中日ぼたもち、明け団子』という言葉を聞いた事のある方も多いでしょう。『明け団 子』はこのあたりでは、糸きり団子をよくお供えします。


ていねいなお宅では霊供膳(れいくぜん、れいぜんなどと呼 ばれます)もお供えします。
そのほかに、静岡市周辺の特徴あるお彼岸のお供えとして三段盛 (さんだんもり)があります。これは静岡県(中部地方中心に)で昔から用いられてきた仏具で、ご葬儀後から、四十九日、百ケ日、一周 忌、その後のご法事、お彼岸、お盆などに飾ります。一番上に積み団子、真ん中にお菓子、一番下に果物をお供えします。(左右同じにすることが多い)