金仏壇は、基本的に漆塗り（他の仕上げの場合もあります）で金箔や金粉を施したお仏壇です。漆塗り、彫刻、錺金具（かざりかなぐ）、蒔絵など伝統的な技術を用いて作られます。現在の主な国内産地は、秋田、名古屋、彦根、京都、大阪、広島、川辺などです。
近年では家具調のモダンな金仏壇、家具調の塗り仏壇なども造られておりますので是非店頭でご覧ください。
金仏壇は、ほとんどは浄土真宗系の宗派で用いられます。少数派として浄土宗や禅宗様式のものなどもあります。内部の荘厳は西方極楽浄土を表現していますので、金箔や彫刻、金具、蒔絵などで美しく飾られます。
例えば浄土真宗本願寺派（お西）と、真宗大谷派（お東）では、お仏壇の意匠や使われる仏具が異なりますので、注意が必要です。当店では１階に金仏壇コーナーを設け展示しております。仏具も各宗派の法式にかなった飾り付けをお勧めしております。
